僕には好きな言葉がある。 ひとつは居場所をくれる言葉。 ひとつは勇気をくれる言葉。 でも一番好きなのは………。 魔法のコトバ 「僕は言葉って大事だと思うんです」 「そうね」 アレンは食事時にそんなことを言い出した。 リナリーは唐突にそんなことを言われたのにも関わらず平然とそれに返す。 「あの、リナリー?」 「何、アレン君」 これに驚いたのはアレンで当然聞き返してくると思ったものだから。 思わず逆にリナリーに聞き返してしまった。 「どうしてそんなこと言い出したのか聞かないんですか?」 「聞いて欲しいの?」 そう言われてアレンは思わずウッとなる。 そりゃ別に聞き返して欲しいわけではない。 ただあまりにも普通に切り返してくるから。 そんなにいつも唐突なこと言ってるっけ? そう思ってしまう。 「それで?」 「えっ?」 「どうして言葉が大事なの?」 「あっ………」 急に話題に返られて何となく詰まってしまう。 暫く俯いていたかと思うとアレンは意を決したのか話し出した。 「………僕はここに来て色々思ったことがあったんです」 リナリーは聞く姿勢に入っている。 アレンはそれを確認すると少しずつ話し出した。 「ここに、教団に来る前はリナリー達も知っての通り師匠の元で暮らしていました。 拾われてからは修行修行で色々あったけど僕なりに頑張りました。 でも師匠って、その、子供に対して優しくするとかそういうこと考える人じゃないんです。 ほら、よく言うお前のものは俺のもの、俺のものは俺のものって人でしたから。 だから、その………。 おかえりとかいってらっしゃいとか………。 そういうことがここにきて当たり前のように言ってもらえて何て言うか………嬉しかったんです」 手を伸ばせば優しく掴んでくれる。 伸ばしたその先には何があったっけ。 マナがいた頃には当たり前だったおかえりがこんなにも嬉しくなった。 見送ってくれるいってらっしゃいが少しくすぐったかった。 「だから、その、何て事ないけど、言葉って大事だなって思えて」 とそれまでじっと聞いていたリナリーが不意に聞いてきた。 「アレン君、神田と喧嘩でもした?」 「えっ?!」 質問というよりも確認に近い形で聞いてくる。 いや、リナリーにはどこか妙な確信があった。 そしてそれはアレンを見ていれば是と言っているようなものだった。 「り、り、り、リナリー?!な、なんでそんなことっ………」 「だってアレン君が唐突にこういう話をする時って大抵神田絡みなんですもの」 「うっ………!」 図星なのかアレンはどこか気まずそうに固まってしまった。 視線がどことなく宙を彷徨っている。 「り、リナリーだって人のこと言えないじゃないですか」 「どうして?」 対するリナリーはその反応が面白かったのかどこか余裕そうだ。 だがアレンの一言でリナリーの余裕も崩れ去ることとなる。 「リナリーだってラビ絡みの時はすっごく分かり易いです」 「なっ………!」 「笑ってるのに凄い殺気放ってたり、ラビに対してだけ冷たかったり………」 「アレン君だって神田の前であからさまに神田無視してよく話すし、わざと違う人と楽しそうにしたり」 「でもラビが謝ろうとするとわざと無視するし」 「神田が何か言おうとしてるのにさっさとどこかに行っちゃうし」 「………でもその後凄く寂しそうにしてたり………」 「………だけど後で凄く辛そうにしてたり………」 「結局はリナリーが折れるんですよね」 「最後はアレン君が許しちゃうのよね」 話している内に段々と何を話しているのか分からなくなってきた。 確か最初は神田と喧嘩したことを当てられて。 なんだか悔しかったからリナリーに言い返して。 でも段々と話が逸れてきてなぜか互いに見た喧嘩した時の様子を語り合っていた。 「………何言い合ってるんでしょうね僕等」 「………そうね」 なぜだか気恥ずかしくなってそれきり黙ってしまった。 どの位そうしていただろう。 先に沈黙を破ったのはリナリーだった。 「それで?」 「えっ?」 「神田と何があったの?」 「あっ………」 いきなり話題に戻られてアレンは気まずそうに宙を見ている。 やがて沈黙に耐えられなくなったのかアレンはゆっくりと話し出した。 「………直接喧嘩したとかそういうんじゃないんです。ただ………」 「ただ?」 「神田って言葉数が少ないじゃないですか。だから………」 「神田に何か言って貰いたい?」 「………」 それにアレンは小さくコクンと頷いた。 神田と話す時大抵彼の言葉は少なくて。 どちらかと言えば僕が一人で話しているのを聞いているというのが正しい。 まぁ、あの神田が人の話をじっと聞いているだけでも実は凄いことなんだけど。 神田が言ってくれることは本当に時々で。 良くしゃべる時は僕は大抵神田と喧嘩している。 売り言葉に買い言葉。 そんな感じだ。 だから。 言葉が欲しい。 そう望んでしまうのはワガママなのかな。 「ただいま」 「えっ?」 唐突にアレンから出た言葉の意味を理解出来なかったリナリーは思わず聞き返してしまった。 「僕この言葉好きなんです」 なぜだかわかりますか? そんなふうに投げかけられてリナリーは思案する。 アレンはそんなリナリーを見て少し笑みを零すと言った。 「これってね、僕にとってはただの挨拶じゃないんです」 「どういうこと?」 「これってここに帰ってきてもいいよって、帰ってきて嬉しいってことでしょう?」 それにリナリーはハッとなる。 「さっきも言ったけど僕の師匠はいつもふらふらしてて。だから大抵はどこかに泊まる事が多かったんです」 マナと旅していた時もそうだったけど。 あの人はキチンとそういうことを言ってくれる人だったから。 だからあの頃は当たり前だと思ってた。 だけど師匠と暮らす様になってそれは違うんだということを知った。 それが寂しくない訳ではなかった。 でも無理だって知っていたから。 「だからここに来てそう言って貰えて何となく………認められた気がしたんです」 「アレン君………」 「でもね、言ってくれない人がいるんです」 「え?」 「おかえりってね、神田は一回も言ってくれたことないんです」 そう言って寂しげに笑うアレンにリナリーは何とも言えない気持ちになった。 「他にもね、言って欲しい言葉はたくさんあるんだけど………」 でもそれを神田に求めるのは僕のワガママだから。 僕が我慢しなきゃ。 「………ねぇ、アレン君」 「はい」 「一回神田に言ってみたら?」 「えっ?」 リナリーは途端良いことを思いついたと言わんばかりにアレンを見やる。 「そうよ、アレン君!一回神田に言ってやればいいのよ!」 「ちょっ、リナリー?」 「あの神田に思っているだけで伝わるわけないんだから!一回言ってやらなきゃ!」 「で、でも………」 「アレン君がそんな気弱でどうするの!いい?相手は神田なのよ?もっと強気でいかなきゃ!」 「は、はぁ」 「アレン君!」 「は、はい!」 突然大きく呼ばれて思わずビクッとなる。 だが不意にリナリーは微笑んだ。 肩に優しく触れられる。 「アレン君、言葉を欲しいって思うのは悪いことじゃないわ。当然のことよ」 「え………」 「人はそこまで出来てないもの。言葉がなければ不安にだってなるわ」 「………」 「だから人は喧嘩だってするし、不安にもなるの。親しい人なら尚更ね」 「………」 「でもね、だからこそ言葉があるのよ」 「言葉が………?」 「そう。だってそうでしょう?言葉があるからこそ嬉しくもなるし、悲しくもなるの」 リナリーは優しく続ける。 「一度神田に言ってみて?意外に簡単に解決するかもしれないわよ?」 「でもっ………」 これはただのワガママかもしれない。 「じゃあアレン君、こんなこと知ってる?」 リナリーはそんなことを聞いてきたかと思うと困ったように笑った。 「人って皆我が儘なのよ?」 「え………」 「人は結局皆、誰だって我が儘なのよ。だってそうじゃなきゃやってられないじゃない?」 リナリーはなおも面白そうに続ける。 「誰かを好きなのも嫌いなのも皆それはその人の我が儘じゃない?だからこそ面白いんだけどね」 「面白い?」 「だってそうでしょう?人それぞれかもしれないけど面白いと思うわ」 「………」 「それに考えても見て?この教団で我が儘じゃない人なんていると思う?」 そう言われて考えてみる。 コムイさんはリナリーの為に頑張ってるけど。 変な薬を作ったりして試そうとするから我が儘なのかな。 ラビはよく人の話を聞かないで色々進めていっちゃうところがあるよね。 じゃあやっぱり我が儘? 神田は………。 人の話は聞かないし、いくら言ってもモヤシって言うし、食べ物の好き嫌いも激しい。 間違いなく我が儘。 あれ、そうすると。 「皆、我が儘?」 「ね、そうでしょう?」 見ればリナリーは悪戯が成功した時のように嬉しそうに笑っている。 何だか段々可笑しくなってきた。 「本当だ、皆我が儘だね」 「特に神田なんて我が儘の極みよね」 「確かに」 とうとう可笑しくなってクスクスと笑い出した。 さっきまでの憂鬱な気分は何処へやら。 二人は暫く楽しそうに笑っていた。 どのくらいたっただろう。 リナリーがふと言い出した。 「アレン君、やっぱり神田に言うべきよ」 「う〜ん」 「だって神田はあんなに我が儘なのよ?言ったって罰は当たらないわ!」 「それは………」 そうかもしれない。 神田はあんなに我が儘なんだ。 じゃあ僕も言う位のワガママ許してくれるかな。 「そうですね、言ってみます」 「そうよ!その意気よ!」 「楽しそうさ」 「わっ!」 「きゃっ!」 と勢いよく決めたところでいきなり二人の真ん中に現れた。 そうそれは神出鬼没のオレンジウサギ。 ラビだった。 「ラビ!」 「脅かさないで下さい!」 「脅かしてなんかないさ。あんまり白熱して話してるから何かと思ってさ」 悪びれた風もなくあっけらかんと言う彼に思わず勢いが削がれた。 「んで、なんの話してたんだ?」 「え、えっと………」 聞かれてもちょっと答えずらい。 神田との事だなんて言えばまず間違いなく彼にエサをやるようなもの。 暫くからかわれるに決まっている。 「言葉の大切さについてよ」 「なんじゃそりゃ?」 「ふふ、内緒よ」 「ずるいさ、二人だけなんて!」 「まぁまぁ」 「アレン君、それはそうと早速言ってきたら?」 「あっ、はい、そうします」 「ユウならさっき部屋にいたさ〜」 ズル ドカッ 「アレン君!」 「〜〜〜………!」 見ればアレンは真っ赤だった。 ラビを見上げて何故分かったとでも言いたげにしている。 「ほらさっさと行った方がいいさ〜」 「っ失礼します!」 瞬間凄い早さでアレンは駆けていった。 多分恥ずかしいのもあるのだろう。 そんな行動がおかしかったのかラビは面白そうに笑っている。 「もうラビったらアレン君が可哀想じゃない」 「いや、でもあいつ分かり易いったらないさ」 「気付いててもそこは気付かないふりをしてあげるものじゃない?」 「いいじゃんかそんなことはさ。それよりも何内緒話してたさ?」 「あら?それは分からないの?」 「いくらなんでもそれは分からないさ」 「ふふ、じゃあそれは内緒よ」 「えー!ずるいさ!」 リナリーはなおも喚くラビをさらりとかわした。 何せあの話の中にはリナリーにとっても少し恥ずかしいことがあったから。 人は皆我が儘なのだ。 だったらこれは内緒にしておこう。 「ねっ、ラビ」 「何さ?」 リナリーは一拍置いたと思うととびきり笑って言った。 「大好きよラビ!」 「へっ」 突然の告白に思わずマヌケな答えをしてしまった。 だがそこはラビ。 次の瞬間には嬉しそうに笑って答えた。 「大好きさリナリー!」 「ふふ」 「でも突然どうしたんさ?」 「それは………」 「それは?」 「言葉は大事だってことよ!」 「え?」 リナリーの言葉の意味がいまいち理解できなかったラビだが。 せっかくの言葉は大事に貰っておこうと思った。 ねぇ、僕は君に言って欲しい言葉があるんだ。 いつも言うのは僕ばかりで。 だから時々不安になるんだ。 本当にそうなのって。 ねぇ、だから。 コンコン 神田の部屋の前まで来たが一応礼儀でノックはする。 気配でいることなんて分かり切ってはいるけど。 「神田、入りますよ?」 だが扉の向こうからはなんの返事もない。 これは入ってもいいんだろうか? 暫く考えたがアレンは意を決して扉を開けた。 と、そこにはやっぱりどこか不機嫌そうな神田がいた。 いや、不機嫌というよりもどことなく疲れてるような。 「何か用か」 いきなりそれってどうなんだろう。 取りあえずここで言い合っても仕方ないので大人しく部屋に入る。 「あの」 「あっ?」 言え、言っても良いんだから。 「神田に言いたいことがあって………」 「言いたいこと?」 「そのっ」 言わなきゃ、言え! 「おいモヤシ」 「モヤシじゃありません!」 ついその言葉に反射的に言い返す。 「言いたいことがあるならはっきり言え」 「………」 言わなきゃきっと神田には伝わらない。 言わなきゃ………欲しい言葉を言ってくれないかもしれない。 「………笑わないで聞いて下さいね」 「あっ?」 アレンは意を決すると小さく話し出した。 「………神田の言葉が欲しいんです」 「は?」 「神田はいつも聞いているばかりで、何も言ってくれなくて」 「行動はしてるだろうが」 「そうじゃなくて!そうじゃなくて………」 「………」 「不安なんです………。神田はいつもおかえりとか言ってくれないし、行ってらっしゃいも言ってくれない」 確かに神田は辛い時は傍にいてくれたり、帰ってきた時は少しだけ優しかったりするけれど。 「僕は神田にとってなんなのかなって不安になるんです。だから、神田の言葉が欲しいんです」 アレンが言い切ると部屋は沈黙に包まれた。 居たたまれない沈黙を先に破ったのはアレンだった。 「ごめんなさい」 「なぜ謝る」 「神田を困らせたみたいだから………」 それきり悲しそうにアレンは下を向いてしまった。 「ちっ」 「すみません………」 見ればアレンは今にも泣き出しそうな程になっていた。 やっぱりあれはワガママだったんだ。 神田を困らせてしまっただけ。 やっぱり僕が我慢していれば良かったんだ。 「おい」 そんなことを考えていると急に神田が呼んだ。 やっぱり神田怒ったのかな。 しかしそこにあったのはアレンが予想していたものとは全く異なっていた。 神田? 見れば神田は真剣にこちらを見つめていた。 怒っているわけではない。 どちらかというとどう言ったらいいのか分からないとういう様な感じだ。 アレンが驚きで話せないでいると徐に神田が話し出した。 「お前は言葉がないと不安か?」 コクンと一つ頷く。 「………言葉が無ければ信じられないか?」 その言葉に思わず神田を見上げる。 「言葉が無ければ信用出来ないか?」 「ちがっ………!」 そうじゃない。 そうじゃないよ! 「そうじゃないよ………」 言葉が無ければ不安だけど。 だけど信じてないなんてことない! アレンはまた泣きそうに神田を見つめる。 「ちっ」 ビクッ 本当に泣きそうだ。 アレンはまた下を向いてしまう。 どれくらいそうしていただろう。 「あぁ〜………」 ふと神田の様子が違うことにアレンは気付いた。 なんだろうと思い恐る恐る上を向いてみる。 するとアレンは今度は驚くことになる。 怒っていると思っていた神田をよく見るとどこか仄かに赤い気がする。 視線もどことなく泳いでいるし何か言いたいのかあー、だの、ちっ、だのを何回も繰り返している。 そこでアレンは気付いた。 もしかして神田、照れてる? そんな考えに至った時神田が何かを決めたのか見つめてきた。 「おい」 「は、はい」 「一回しか言わないからな」 「えっ」 「別にお前のことを不安がらせる為に何も言わないんじゃない」 「………」 「ただ、お前だって知ってんだろう。………言葉にすることが得意じゃないって」 「………」 「だから………もしもそれで不安にさせたのなら今度からは気をつける」 「………それって」 「もし言って欲しいことがあるなら直接言え。そうでなければ分からん」 「………いいの?」 「それで不安にならないなら多少は努力する」 「………本当に?」 「嘘をついてどうする」 そう言って神田は少しだけ笑った。 あぁ、信じていいんだ。 不思議にそう思えた。 「………じゃあおかえりって言って下さい」 言って欲しいこと。 「いつもじゃなくてもいいんです。時々で良いから言って下さい」 「あぁ」 「いってらっしゃいも言って下さい」 それはたくさんたくさんあるけれど。 おかえりといってらっしゃいは特別なんだ。 おかえりは帰ってきて嬉しいってこと。 それはここに帰ってきてもいいってこと。 ここにいてもいいよってこと。 居場所をくれる言葉。 いってらっしゃいは帰ってきて欲しいということ。 頑張ってねっていうこと。 待ってるよってこと。 勇気をくれる言葉。 だからね。 それを君に言って貰えたら。 僕は凄く凄く嬉しいんだ。 「あぁ」 優しく聞いてくれている神田。 こんなワガママを黙って聞いてくれて。 好きです。 そういうところがとても嬉しい。 「ねぇ神田」 君はとても優しいから。 「大好きです」 もう一つだけ。 「あぁ」 ワガママを言ってもいいですか? 「神田………」 「なんだ?」 「あと一つだけ、聞いて貰えますか?」 「言ってみろ」 「好きって言って下さい」 「は?」 「時々でいいんです」 抱きしめてくれるのが好きです。 それでも十分嬉しいけど。 それでも十分好きって伝わってくるけど。 僕は欲張りなんです。 だから言葉でも言って欲しい。 「………じゃあお前はあんまり他のやつに言うなよ」 「え?」 「お前は誰にでも言うからな」 「なっ、違いますよ!」 「この間ラビやリナリーにも言っていただろう」 「だからそれはっ………!」 全然意味が違うのだ。 皆に言う好きと神田に言う好きとは。 皆に言うのは仲間としての好き。 特別な意味なんてない。 でも神田に言う好きは違う。 言うだけで暖かくなれるような。 そんな特別な好きなのだ。 「神田に言う好きは特別です」 だから神田にも言って欲しい。 いつもなんて言わない。 本当に時々でいい。 きっとそれだけで凄く嬉しくなるから。 凄く、凄く、暖かくなるから。 神田はアレンの言いたいことが分かっているのか意地悪く笑う。 そしてアレンを優しく撫でた。 「まぁ気が向いたらな」 「もう神田!」 何でこの人はこんなに意地悪なんだろう。 でも優しいからきっと言ってくれる。 でも照れ屋だからきっと本当に偶にだろうけど。 それでもとても楽しみだ。 ねぇ神田。 君がもし好きって言ってくれたら。 どんな言葉もきっと敵わないんだ。 だから待ってるね。 君が照れながらも好きっていってくれるのを。 僕は待ってます。 好きな言葉がある。 ひとつは居場所をくれるおかえりの言葉。 ひとつは勇気をくれるいってらっしゃいの言葉。 でも一番好きなのは………。 とても暖かくなれる好きの言葉。
私は今良くこんな甘いの出来たなと思っているところです。 てか甘過ぎですか。 アレンが好きなように出来て良かったです。 甘いの好きだけどね。 神アレです。 あとラビリナ。 なんか神田があれですね。 そしてラビリナは好きだから。 でも楽しかった。